活動情報 2015年01月30日

エーエヌディー中国視察旅行01

九州大学のQBS(九州大学ビジネス・スクール)短期エグゼクティブ・プログラムにて修学中の
エーエヌディー幹部社員2名が中国視察旅行に参加しました。

 

杭州東芝視察


福岡空港から約1時間半、上海空港に到着。意外と近い日本との距離感を肌で実感できたのですが、
それよりも驚いたのが、飛び立つ旅客機が霧の中に飛び立つように見えるほどのPM2.5の濃度。
メディアの報道では耳にしていたものの、大気汚染の深刻さは想像以上に甚大であると体感したのが第一印象でした。

 

中国に降り立ち2日目に杭州東芝(東芝開利空調有限公司)を視察。
中国企業の変遷と現地職員の人事に関する課題や人事育成についてディスカッションを行いました。
企業側からの話しでは、現在、中国は超高層ビル建築ラッシュ、
まさに「垂直都市」幻想にとりつかれる中国の状態のようで、それに伴い受注量についても急激な伸びを示しているそうです。

 

最も興味を持ったのは現地職員に関する人事育成の問題でした。
文化の違いで日本で当たり前の事が中国では当たり前ではなく、品質管理の内容とその意味を理解できないまま業務に従事することは、
高品質の商品を生産する事は瞬間的には可能であっても、継続的に品質を維持する事が不可能との話しでした。
東芝杭州が考えた対策は、中核リーダーとなるべき人材を中国でスカウトし、
日本国内の東芝工場で「日本の品質が世界に評価される理由」を理解させる教育を約3年間実施、
その教育を受けた中国人の中核リーダー達に杭州東芝の現場で指揮をとらせるということ。
現在、杭州東芝ではマネジメント層は日本からの海外赴任であるものの、
中核リーダー全員、そして工場内職員のほとんどが中国人で構成される生産体制にて
操業開始から、高品質の商品を安定出荷できているそうです。

 

その話を聞いて、「中核リーダーや重要セクションに日本人の熟練者を配置するような体制ではうまく行かないのか?」という質問をしてみたところ、
人件費の問題があるものの、やはり文化の違いから、現地中国人の職員が『何が理解できなのか』を理解できず、
日本人がいくら指導しても、瞬間的な効果はあるが、取り返しの付かないミスが発生してしまうのは時間の問題であるとの回答。
土地の誘致、工場・施設の建設より時間を要するのは「中核リーダーを国内で育成する」ことであり、
「文化の壁を乗り越える、人とひとの円滑な意思伝達手段の構築」こそが成功の鍵であると実感した視察でした。

 

news_20150130_01

news_20150130_02

news_20150130_03

当社名と類似した悪質な業者にご注意ください。
エーエヌディー Facebookページ エーエヌディーYoutubeチャンネル お問い合わせ 当社名と類似した悪質な業者にご注意ください。